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INNOCN WR44-PLUS 43.8インチウルトラワイドモニターのレビュー

INNOCN WR44-PLUS 43.8インチウルトラワイドモニターのレビュー

はじめに

私はこれまでデュアルモニター環境で作業を行ってきましたが、デスク上のスペースやケーブルの煩雑さに悩まされていました。そこで、1台で広い作業領域を提供してくれるウルトラワイドモニターに興味を持ち、INNOCNのWR44-PLUSを購入しました。実際に使用してみて、その性能や使い勝手について詳しくお伝えします。

製品概要

INNOCN WR44-PLUSは、43.8インチの超横長ディスプレイで、アスペクト比は32:9と、一般的な16:9ディスプレイの約2倍の横幅を持っています。解像度は3840×1080で、リフレッシュレートは120Hz、応答速度は1msと、滑らかな映像表示が可能です。さらに、HDR600認証を取得しており、鮮やかな色彩と高いコントラストを実現しています。

実際の使用感

作業効率の向上

広大な画面スペースのおかげで、複数のウィンドウを同時に開いて作業することが容易になりました。例えば、左側にブラウザでリサーチ資料を表示し、中央にワードプロセッサ、右側にチャットアプリを配置するといったレイアウトが可能で、デュアルモニター以上の効率性を感じています。

映像編集やデザイン作業

色再現性が高く、HDR600対応のため、写真や動画の編集作業でも細部まで確認できます。特にタイムラインを長く表示できるため、動画編集の際には非常に便利です。

ゲーム体験

リフレッシュレート120HzとFreeSync/G-Sync対応により、FPSゲームでも滑らかな映像でプレイできます。広い視野角は、ゲーム内での没入感を高めてくれます。

競合製品との比較

同じウルトラワイドモニターとして、DellのAW3423DWやBenQのMOBIUZ EX3410Rなどがあります。これらは34インチ前後でアスペクト比21:9の製品が多い中、WR44-PLUSは43.8インチで32:9と、より広い画面を提供しています。解像度やリフレッシュレートも遜色なく、価格帯も競争力があります。

気になった点

  • 解像度について:縦の解像度が1080ピクセルのため、縦方向の情報量がやや少なく感じる場面もありました。特に縦に長いドキュメントを扱う際には、スクロールの頻度が増えるかもしれません。
  • サイズと設置:43.8インチという大きさはデスクのスペースを大きく占有します。購入前に設置場所の寸法を確認することをおすすめします。

まとめ

INNOCN WR44-PLUSは、広大な作業領域と高い性能を兼ね備えたウルトラワイドモニターです。デュアルモニター環境からの移行を考えている方や、作業効率を向上させたいと考えている方には非常におすすめできます。特に映像編集やゲーミング用途で、その真価を発揮してくれるでしょう。