はじめに
パソコンのストレージ容量が不足してきたと感じることはありませんか?特に大量の写真、動画、音楽ファイルを保存するユーザーにとって、大容量のハードディスクは必須アイテムです。今回は、Western DigitalのWD Blue 8TB内蔵ハードディスク(型番: WD80EAAZ-AJP)を実際に使用してみた感想をお伝えします。
製品概要
WD Blueシリーズは、デスクトップPCやオールインワンPC向けに設計された内蔵ハードディスクです。今回紹介する8TBモデルは、以下の特徴を持っています。
- 容量:8TB
- 回転速度:5640rpm
- キャッシュ:256MB
- インターフェース:SATA 6Gb/s
- サイズ:3.5インチ
- 保証期間:2年間
実際に使ってみて
容量の大きさ
8TBという大容量は、膨大なデータを扱う私にとって非常に魅力的でした。写真や動画のバックアップ、音楽ライブラリの保存、さらには大容量のゲームデータのインストールなど、多岐にわたる用途で活躍しています。これだけの容量があれば、ストレージ不足の心配から解放されます。
パフォーマンス
回転速度が5640rpmと聞くと、7200rpmのドライブと比較して遅いのではないかと心配になるかもしれません。しかし、実際の使用感としては、日常的なファイルの読み書きやメディアのストリーミングにおいてストレスを感じることはありませんでした。キャッシュが256MBと大きいため、データの転送もスムーズに行えます。
静音性と発熱
動作音は非常に静かで、デスクトップPCに組み込んでも気になることはありませんでした。また、長時間の使用でも発熱は控えめで、安定した動作を維持しています。
他社製品との比較
同じ8TBのハードディスクとして、SeagateのBarracudaシリーズと比較してみました。Seagateの製品は回転速度が7200rpmである一方、WD Blueは5640rpmです。しかし、WD Blueは静音性や低発熱性に優れており、長時間の使用や静かな環境を求めるユーザーには適していると感じました。
メリット・デメリット
メリット
- 大容量の8TBで多彩なデータを保存可能
- 静音性が高く、動作音が気にならない
- 低発熱で安定したパフォーマンス
- 2年間のメーカー保証付きで安心
デメリット
- 回転速度が5640rpmのため、高速なデータ転送を求めるユーザーには物足りない可能性
- SSDと比較すると、アクセス速度は劣る
まとめ
WD Blue 8TB内蔵ハードディスクは、大容量と信頼性を求めるユーザーにとって非常に優れた選択肢です。特に、静音性や低発熱性を重視する方にはおすすめできます。高速なパフォーマンスを求める場合は、SSDとの併用を検討すると良いでしょう。
