SPEED STEEL 速攻通線 15M レビュー:狭い場所での電気工事を劇的に変える?
電気工事士の皆さん、日々の業務お疲れ様です!今回は、SPEED STEELの速攻通線15Mを実際に使ってみた感想をレビューします。特に、狭い場所での配線作業に苦労している方には必見の内容です。15Mという長さ、細さ、そして「より戻し機能」は、本当に現場で役立つのか?徹底的に掘り下げていきます。
なぜSPEED STEEL 速攻通線 15Mを選んだのか?
私がこの商品を選んだ理由は、以下の3点です。
- 取り回しの良さ:30m以上の通線ワイヤーは長すぎて、狭い場所では扱いに困ることが多い。
- 細さ:既存の配管に追加で配線を通す際、ワイヤーが太すぎると抵抗になる。
- より戻し機能:LANケーブルや同軸ケーブルを通す際、ねじれを防ぎたい。
特に、築年数が古い住宅の改修工事では、隠蔽配線が多く、狭い場所での作業が頻繁に発生します。そのため、取り回しの良い通線ワイヤーは必須アイテムと言えるでしょう。
SPEED STEEL 速攻通線 15Mを使ってみた感想
実際にSPEED STEEL 速攻通線 15Mを使ってみて、まず感じたのは「取り回しの良さ」です。15Mという長さは、一般的な住宅の屋内配線には十分で、長すぎるワイヤーを持て余すことがありません。また、ケースもコンパクトなので、工具箱や腰袋に入れても邪魔になりません。
メリット
- 狭い場所での作業が格段に楽になった:天井裏や床下など、狭い場所でもスムーズにワイヤーを通せる。
- ワイヤーが細いので、既存の配管にも通しやすい:既設の配線に沿って、新しい配線を通すのが容易になった。
- より戻し機能が便利:LANケーブルを通す際に、ねじれを気にせず作業できる。
- 値段が手頃:他の通線ワイヤーに比べて、比較的安価で購入できる。
デメリット
- 耐久性にやや不安が残る:ワイヤーが細いため、無理な力を加えると折れてしまう可能性がある。
- 15Mという長さが、現場によっては足りない場合がある:広い工場や倉庫などでは、より長いワイヤーが必要になる。
他社製品との比較
通線ワイヤーと言えば、ジェフコムの「スネークヘッド」シリーズが有名です。私も以前はスネークヘッドを使っていましたが、SPEED STEEL 速攻通線 15Mと比較すると、以下のような違いがあります。
| 項目 | SPEED STEEL 速攻通線 15M | ジェフコム スネークヘッド |
|---|---|---|
| 価格 | 安い | 高い |
| 長さ | 15M | 30M, 50Mなど |
| 細さ | 細い | 普通 |
| より戻し機能 | あり | なし |
| 耐久性 | やや低い | 高い |
| おすすめの現場 | 狭い場所での屋内配線 | 広い場所での配線 |
ジェフコムのスネークヘッドは、耐久性が高く、長尺のものが揃っているので、広い場所での配線に適しています。一方、SPEED STEEL 速攻通線 15Mは、狭い場所での取り回しが良く、より戻し機能が付いているので、LANケーブルの配線に適しています。
どんな人におすすめ?
SPEED STEEL 速攻通線 15Mは、以下のような方におすすめです。
- 狭い場所での配線作業が多い電気工事士
- LANケーブルの配線作業が多い方
- 取り回しの良い通線ワイヤーを探している方
- コストパフォーマンスを重視する方
特に、築年数が古い住宅の改修工事や、オフィスビルのレイアウト変更など、狭い場所での作業が多い現場では、SPEED STEEL 速攻通線 15Mが活躍してくれるはずです。
まとめ
SPEED STEEL 速攻通線 15Mは、狭い場所での電気工事を楽にしてくれる便利なアイテムです。取り回しの良さ、細さ、そして「より戻し機能」は、現場での作業効率を大幅に向上させてくれます。ただし、耐久性にはやや不安が残るので、無理な力を加えないように注意が必要です。狭い場所での配線作業に苦労している方は、ぜひ一度試してみてください。
