【レビュー】LEAD モデーロ:原付ライダーに最適?手頃なフルフェイスヘルメットの真価を検証
原付二種スクーターに乗る私が、普段使いのヘルメットとして「LEAD モデーロ」を試してみました。手頃な価格ながら、フルフェイスの安心感と使いやすさを両立している点が魅力です。この記事では、実際に使ってみて感じたメリット・デメリットを詳しくレビューします。
1. 外観と第一印象
まず、手に取って感じたのは、その軽さです。他社の同価格帯のフルフェイスヘルメットと比較しても、かなり軽量に感じます。長時間の運転でも首への負担が少ないのは嬉しいポイントです。
デザインはシンプルで、飽きのこないオーソドックスなフルフェイス。カラーバリエーションも豊富で、自分のバイクや好みに合わせて選べます。私が選んだホワイトは、どんなバイクにも合わせやすい定番カラーです。
2. 機能性と使い心地
シールド
シールドは、ラチェット式でスムーズな開閉が可能です。走行中に風圧で勝手に閉まってしまうようなこともありませんでした。また、ホルダーレスなので、シールド交換も簡単に行えます。
エアインテーク
フロントには開閉式のエアインテークが装備されています。走行中は風を取り込み、ヘルメット内の蒸れを軽減してくれます。特に夏場の運転では、このエアインテークの効果を実感できました。
マウスシャッター
開閉式のマウスシャッターも搭載されており、シールドの曇りを軽減してくれます。冬場の運転や雨の日には、重宝する機能です。
内装
内装は、取り外して洗濯可能です。清潔さを保てるのは嬉しいですね。ただ、生地の肌触りは、高級ヘルメットに比べると少し劣るかもしれません。気になる方は、インナーキャップなどを使用すると良いでしょう。
3. 安全性
PSC・SG規格適合品なので、安全面も安心です。万が一の事故の際にも、頭部をしっかり保護してくれます。
4. 他社製品との比較
同じ価格帯のフルフェイスヘルメットとして、Kabutoの「RYUKI」が挙げられます。RYUKIは、インナーサンシェードを搭載している点が魅力ですが、重量はモデーロよりもやや重めです。また、SHOEIの「Z-8」は、高性能で安全性も高いですが、価格帯が大きく異なります。
| 項目 | LEAD モデーロ | Kabuto RYUKI | SHOEI Z-8 |
|---|---|---|---|
| 価格帯 | 6000円台 | 1万円台 | 5万円台 |
| 重量 | 軽量 | やや重め | 軽量 |
| インナーサンシェード | なし | あり | なし(オプション) |
| その他 | シンプルなデザイン、豊富なカラーバリエーション | インナーサンシェード、チンオープンシステム | 高性能、安全性、豊富なオプションパーツ |
5. メリット・デメリット
メリット
- 手頃な価格
- 軽量で疲れにくい
- シンプルなデザイン
- 豊富なカラーバリエーション
- PSC・SG規格適合品で安全
デメリット
- 内装の肌触りは上位モデルに劣る
- インナーサンシェードはない
6. まとめ
LEAD モデーロは、手頃な価格でフルフェイスの安心感を得られる、コストパフォーマンスに優れたヘルメットです。特に、原付やスクーターに乗る方、初めてフルフェイスヘルメットを購入する方におすすめです。上位モデルに比べると、機能面や快適性で劣る部分もありますが、普段使いには十分な性能を備えています。
