シャープ掃除機フィルターは本当に必要？互換品を3ヶ月使ってわかった意外な落とし穴と対策
シャープのコードレス掃除機を使っている皆さん、フィルターの交換、どうしてますか？純正品はちょっと高いし、互換品でも大丈夫かな？と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
今回は、互換フィルターを実際に3ヶ月使ってみて感じた、正直な感想をレビューします。吸引力は？耐久性は？純正品との違いは？気になる点を徹底的に解説します！
互換フィルターを選んだ理由
我が家では、シャープのEC-AR5を使っています。純正のフィルターは、確かに高性能なのですが、頻繁に交換するにはちょっとお財布に厳しいのが正直なところ。
そこで、Amazonで見つけたCGYGPの互換フィルター（3個セット）を試してみることにしました。決め手は以下の3点です。
- 価格: 純正品に比べて圧倒的に安い
- レビュー: そこそこの評価が付いていた
- 対応機種: 我が家のEC-AR5に対応していた
CGYGP 互換フィルターを使ってみた：3ヶ月レビュー
実際に使ってみて感じたメリット・デメリットをまとめました。
メリット
- 価格: これはもう文句なし。純正品の1/3くらいの価格で3個も手に入るのはありがたい。
- 初期性能: 交換直後は、純正品と遜色ない吸引力でした。ゴミもしっかり吸い込んでくれます。
- 対応機種の多さ: EC-AR5だけでなく、EC-AR7やEC-VR3Sなど、幅広い機種に対応しているのは便利。
デメリット
- 耐久性: 3ヶ月ほどで、明らかに吸引力が落ちてきました。特に細かいホコリを吸い込む力が弱くなったように感じます。純正品に比べて、フィルターの目が粗いのかもしれません。
- 水洗い後の性能: 水洗いも可能とのことですが、洗うとフィルターがへたってしまい、さらに吸引力が落ちました。水洗いはおすすめできません。
- フィルターの構造: 純正品に比べて、フィルターのプリーツの折り目が浅く、ホコリが溜まりやすい印象です。こまめな手入れが必要になります。
純正品と互換品：比較してみた
| 項目 | 純正品 | 互換品（CGYGP） |
|---|---|---|
| 価格 | 高い | 安い |
| 吸引力 | 高い（長期間維持） | 初期は高いが、3ヶ月程度で低下 |
| 耐久性 | 高い | 低い |
| 水洗い | 可能（ただし、性能は落ちる） | 可能（ただし、おすすめしない） |
| フィルター構造 | プリーツの折り目が深く、ホコリが溜まりにくい | プリーツの折り目が浅く、ホコリが溜まりやすい |
| その他 | - | 初期不良の場合、交換サービスあり |
互換フィルターの落とし穴：見過ごせない問題点
互換フィルターを使っていて、一番気になったのは「排気のニオイ」です。純正品を使っていた時は気にならなかったのですが、互換フィルターに替えてから、排気からホコリっぽいニオイがするようになりました。
これは、互換フィルターのろ過性能が純正品に比べて劣るため、細かいホコリを完全にキャッチできていないことが原因と考えられます。
特に、アレルギー体質の方や、小さなお子さんがいる家庭では、注意が必要です。
対策：互換フィルターを上手に使うには？
互換フィルターを使う場合、以下の点に注意すると、デメリットを最小限に抑えることができます。
- こまめな交換: 3ヶ月を目安に交換する。吸引力が落ちてきたと感じたら、早めに交換しましょう。
- 水洗いは避ける: 水洗いするとフィルターが劣化し、吸引力がさらに落ちます。どうしても洗いたい場合は、優しく水洗いし、完全に乾かしてから使用してください。
- 排気口の掃除: 排気口にホコリが溜まりやすいので、定期的に掃除機で吸い取るか、拭き掃除をしましょう。
- 上位機種のフィルターを検討: ダイソンのように、吸引力に定評のある上位機種のフィルターを検討するのも手です。
まとめ：互換フィルターは「アリ」？「ナシ」？
今回のレビューを踏まえて、結論です。
- 価格重視なら「アリ」: 純正品に比べて圧倒的に安いので、コストを抑えたい方にはおすすめです。
- 性能重視なら「ナシ」: 吸引力や耐久性は純正品に劣るので、完璧な性能を求める方にはおすすめできません。
個人的には、互換フィルターを使う場合は、こまめな交換と手入れを心がけることが大切だと感じました。
特に、アレルギー体質の方や、小さなお子さんがいる家庭では、純正品の使用を検討することをおすすめします。
最終的な判断は、ご自身の掃除機の使用頻度や、重視するポイントなどを考慮して決めてくださいね。
