DIY好き必見！アイリスオーヤマコードレス掃除機 JCL108を徹底レビュー：電動工具バッテリー共有の意外な魅力

アイリスオーヤマのコードレス掃除機「JCL108」は、DIY好きには見逃せない一台です。なぜなら、アイリスオーヤマの電動工具とバッテリーを共有できるという、他に類を見ない特徴を持っているからです。掃除機としての性能はもちろん、DIYツールとしての可能性も秘めたJCL108の魅力を、実体験を交えながら徹底的にレビューします。

アイリスオーヤマコードレス掃除機紙パック式最大25分稼働 10.8Vアイリス電動工具共通バッテリ・充電器付 JCL108

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)

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JCL108の基本スペック

まずは、JCL108の基本的なスペックを確認しておきましょう。

型番: JCL108
本体重量: 1.1kg（バッテリー含む、延長パイプ・フロアヘッド除く）
連続使用時間:
- 弱：約25分
- 中：約15分
- 強：約10分
バッテリー: 10.8V スライド式（繰り返し充電約500回）
本体サイズ: 幅約16.2×奥行約21.8×高さ約101.5cm
付属品: 使い捨てダストパック10枚、すき間ノズル、ノズルホルダー、ホース、小型ブラシ、バッテリー、充電器、ACアダプター

最大の魅力はバッテリー共有！

JCL108の最大の特徴は、アイリスオーヤマの10.8V電動工具とバッテリーを共有できる点です。例えば、インパクトドライバーJID80やドリルドライバーJCD28といった工具をお持ちの方なら、JCL108のバッテリーを使い回すことができます。

DIY好きなら複数の電動工具を持っている、という方も多いはず。それぞれの工具にバッテリーが付属していると、充電の手間や収納スペースもかさばります。しかし、JCL108があれば、バッテリーを共有することでこれらの問題を解決できます。

私も実際にインパクトドライバーJID80を所有しており、バッテリーを共有してJCL108を使用しています。DIY作業後の木くずの掃除などにサッと使えるので、非常に便利です。

吸引力は？実際に使ってみた感想

コードレス掃除機で気になるのは、やはり吸引力です。JCL108の吸引力は、フローリングやカーペットの表面に落ちたゴミを吸い取るには十分です。ただし、絨毯の奥に入り込んだゴミや、重いゴミを吸い取るのは少し苦手かもしれません。

実際に使用してみると、フローリングの髪の毛やホコリ、ペットの毛などは問題なく吸い取ることができました。また、付属のすき間ノズルを使えば、窓のサッシや家具の隙間なども掃除できます。

ただし、吸引力に関しては、ダイソンのようなハイパワーなコードレス掃除機には劣ります。より強力な吸引力を求めるなら、他の機種を検討した方が良いでしょう。

紙パック式は本当に便利？

JCL108は紙パック式を採用しています。サイクロン式と比べて、ゴミ捨ての際にホコリが舞い散ることが少ないのがメリットです。特に、アレルギー体質の方や、小さいお子さんがいる家庭にはおすすめです。

紙パックの交換頻度は、使用頻度によって異なりますが、私の場合は週に2～3回の使用で、1ヶ月に1回程度の交換です。紙パックはAmazonなどで手軽に購入できます。

競合製品との比較

コードレス掃除機は数多くのメーカーから販売されていますが、JCL108の競合となりうる製品として、以下のようなものが挙げられます。

マキタ CL107FDSHW: 軽量で吸引力も高く、プロの職人にも愛用されています。ただし、バッテリーは専用のものとなり、DIY工具との互換性はありません。
シャープ FREED EC-SR7: スタイリッシュなデザインと高い吸引力が魅力です。こちらもバッテリーは専用となり、工具との互換性はありません。

これらの製品と比較すると、JCL108は吸引力やデザイン性ではやや劣りますが、バッテリー共有という独自のメリットがあります。DIY好きで、すでにアイリスオーヤマの電動工具を持っている方にとっては、JCL108が最適な選択肢となるでしょう。