XTRONS 1DIN 10インチ カーオーディオ レビュー:古くて新しい、最高の車内体験
旧車に乗っている皆さん、カーオーディオの古さに悩んでいませんか? 最新の機能が欲しいけど、ダッシュボードのデザインを崩したくない…。そんな悩みを解決してくれるのが、XTRONSの1DIN 10インチ カーオーディオ「DL10S-TV」です。
一見レトロな1DINサイズに、最新の10インチ大画面が搭載されたこの製品。今回は実際に取り付けて使ってみた感想を、正直にレビューします。
レトロな外観に秘められた最新機能
XTRONS DL10S-TVの最大の魅力は、何と言ってもそのギャップ。旧車に多い1DINサイズでありながら、10インチの大画面液晶を搭載しています。これによって、ダッシュボードのデザインを大きく変えることなく、最新のエンターテイメント機能を手に入れることができるんです。
主な機能
- ワイヤレスCarPlay/Android Auto: iPhoneやAndroidスマホをワイヤレスで接続し、ナビ、音楽、通話などの機能が利用可能
- フルセグ地デジチューナー: 高画質でテレビ視聴が可能
- Bluetooth 5.0: ハンズフリー通話、音楽再生
- ミラーリング: スマホの画面をそのまま表示
- USB: 音楽/動画ファイルの再生
- 映像入力/出力: 外部モニターへの出力も可能
取り付けは意外と簡単!
1DINサイズのカーオーディオなので、基本的には既存のオーディオと交換するだけでOK。付属の電源ハーネスと取付ケージを使えば、比較的簡単に取り付けられます。
ただし、10インチのモニターを支えるために、ある程度の奥行きが必要になります。車種によっては、配線スペースの確保や、多少の加工が必要になる場合も。
実際に使ってみた感想
CarPlayでスマホ連携が超快適
今までスマホのナビアプリを小さな画面で見ていたのが、10インチの大画面で見られるようになったのは感動的でした。地図が見やすいのはもちろん、操作もしやすいので、運転中のストレスが大幅に軽減されました。
フルセグ地デジは画質が綺麗
フルセグチューナー内蔵なので、高画質でテレビを見ることができます。電波状況によっては、ワンセグに切り替わることがありますが、それでも十分綺麗に見れます。
音質はそこそこ。でも調整次第で化ける!
音質は、正直言って劇的に良くなるというわけではありません。しかし、イコライザーなどの調整機能を活用することで、自分好みの音質に近づけることができます。外部アンプなどを追加すれば、さらに音質を向上させることも可能です。
注意点:Android非対応
この機種はAndroidのOSを搭載していないため、Google Playストアからアプリをダウンロードすることはできません。YouTubeなどの動画アプリを利用したい場合は、スマホのミラーリング機能を使う必要があります。
競合製品との比較
類似の製品として、以下のようなものが挙げられます。
- カロッツェリア DMH-SZ700: Apple CarPlayに特化している点が特徴。Android Autoは非対応。
- アルパイン フローティングビッグDA DAF11Z: 11型の大画面が魅力だが、価格が高い。
XTRONS DL10S-TVは、これらの製品と比べて、価格と機能のバランスが良いと言えます。特に、ワイヤレスCarPlay/Android Auto、フルセグ地デジチューナー、ミラーリングといった機能が充実している点は、大きな魅力です。
メリット・デメリット
メリット
デメリット
- Android非対応
- 音質はそこそこ
- 取り付けに多少の知識が必要な場合がある
こんな人におすすめ
まとめ:古くて新しい、最高の車内体験をあなたに
XTRONS DL10S-TVは、旧車のカーオーディオをアップグレードするのに最適な製品です。レトロな外観を保ちつつ、最新の機能を手に入れることで、車内空間が生まれ変わります。
ぜひ、あなたもXTRONS DL10S-TVで、最高の車内体験を手に入れてください。
