運転中の「もしも」に備えるドライブレコーダーは、今や車に乗る人にとって必須のアイテムと言えるでしょう。特に後方からの追突やあおり運転など、予期せぬトラブルが増える中で、ミラー型のドライブレコーダーは後方視界の確保と証拠記録の両面で注目を集めています。
私も以前からミラー型ドラレコに興味があり、様々な製品を比較検討してきましたが、最終的に選んだのがPORMIDOの12インチミラー型ドライブレコーダーでした。果たして、このPORMIDOのドラレコは本当に「買い」なのか?実際に私の車に取り付け、数週間使い込んでみた感想を、忖度なしで正直にレビューしていきます。
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PORMIDO 12インチミラー型ドラレコとは?主な特徴を深掘り
まず、PORMIDOのこのミラー型ドライブレコーダーがどのような製品なのか、その主要な特徴を簡単にご紹介しましょう。カタログスペックだけでは伝わらない、PORMIDOが提供する「安心感」の秘密がここにあります。
- 圧巻の12インチ大画面:
- 一般的な11インチモデルよりも約17%広い可視角度を実現し、後方5車線までカバー。純正ミラーとは比較にならないほどの広範囲を確認できます。
- ソニーIMX307センサー搭載:
- 前後フルHD(1080P)同時録画:
- フロント・リアカメラともに高解像度で、ナンバープレートもしっかり識別できます。
- 配線スッキリ!一本線ケーブル:
- 電源、前後カメラ、GPSの配線をType-Cの一本線に集約。上部の配線がごちゃつかず、見た目もスマートです。
- スーパーキャパシタ(蓄電器)採用:
- 20段階のリアカメラズーム機能:
- デジタル表示されるリアカメラの映像を、純正ミラーと同じようなサイズ感に調整可能。一度設定すれば電源を切っても記憶されます。
- 高透過率70%ガラス鏡面:
- 日光の下でも二重映りしにくく、クリアな視界を確保します。
- その他充実機能:
実際に使ってみて感じた「これぞPORMIDO!」なポイント
これまでいくつかのドライブレコーダーを使ってきましたが、PORMIDOのこの12インチミラー型ドラレコは、私が期待していた以上に快適で安心感をもたらしてくれました。
1. 圧巻の12インチ大画面とクリアな視界
何よりもまず感動したのは、その画面の大きさと鮮明さです。私の車はセダンタイプで、純正ミラーだとどうしてもリアウィンドウが小さく見え、後方の死角が気になっていました。しかし、この12インチのデジタルミラーに切り替えた瞬間、視界が一気に広がり、まるで車の後部が透けて見えるかのような感覚に。後方からの車の接近や、車線変更時の安全確認が格段にしやすくなりました。特に雨の日の夜間など、視界が悪くなる状況では、デジタルミラーのクリアな映像が本当に頼りになります。従来のミラーでは見落としがちだった後方の自転車や歩行者も、はっきりと確認できるようになり、ヒヤリとすることが激減しました。
2. ソニーIMX307センサーの夜間性能に脱帽
「夜間やトンネルでの映像が潰れる」という悩みは、ドライブレコーダー選びで最も重視するポイントの一つでした。PORMIDOがソニーIMX307センサー(STARVIS技術)を採用していると知り、大いに期待していました。実際に使ってみると、その性能には本当に驚かされました。夜間の街灯が少ない住宅街でも、対向車のヘッドライトで映像が白飛びすることなく、ナンバープレートや周囲の状況が鮮明に記録されています。特に、高輝度な後ろの車のヘッドライトを浴びた際にも、HDR/WDR機能が適切に働き、鮮明さを保ってくれるのは非常に心強いです。万が一の事故の際にも、肝心な情報が記録されているという安心感は計り知れません。
3. 配線スッキリ!設置のしやすさも◎
以前使っていたドラレコは、電源ケーブル、GPS、リアカメラケーブルがそれぞれバラバラで、ルームミラー上部がごちゃごちゃしていました。しかし、PORMIDOのPR998はType-Cの1本線に集約されており、見た目が驚くほどスッキリ。取り付けも純正ミラーに被せるだけで、配線も一本にまとまっているため、内張りを剥がす手間も最小限で済みました。DIYでの取り付けを考えている方には、このスマートな配線は大きなメリットだと感じます。
4. 便利なリアカメラズーム機能
リアカメラのズーム機能は、正直なところ購入前はそこまで期待していませんでした。しかし、実際に使ってみるとこれが非常に便利でした。デジタルミラーの映像は慣れないと距離感が掴みにくいことがありますが、20段階でズーム調整できるため、自分の感覚に合った表示に微調整が可能。私は純正ミラーとほぼ同じような視野角になるように調整して使っています。一度設定すれば再調整不要なのも嬉しいポイントです。
5. 安心を支えるスーパーキャパシタと充実の駐車監視
夏の車内温度は尋常ではない暑さになりますよね。一般的なドラレコのリチウムイオン電池は、この高温で劣化や故障のリスクが高まります。しかしPORMIDOはスーパーキャパシタを採用しているため、炎天下での車内放置も安心です。私の住む地域は夏場は特に気温が高くなるため、この点は非常に大きな安心材料でした。また、別売りのケーブルは必要ですが、駐車監視機能も充実しており、24時間車を見守ってくれるのは、イタズラや当て逃げの対策として非常に心強いです。
他社製品との比較!なぜPORMIDOを選ぶべきなのか?
現在、市場には様々なメーカーからミラー型ドライブレコーダーが販売されています。その中で、なぜPORMIDOを選ぶべきなのか、一般的な他社製品と比較しながらその優位性を考察してみましょう。
画面サイズと視野角
他社のミラー型ドラレコでは、コストを抑えるために10インチや11インチのモニターを採用しているモデルが多く見られます。確かに11インチでも十分大きく感じますが、PORMIDOの12インチはやはり違います。実際に使ってみると、12インチの方が後方視界が明らかに広く、特に後方の車線数が多い道路や、車線変更時にはその差を実感します。数値上のわずかな差が、実際の運転では大きな安心感に繋がるのです。
センサー性能と夜間画質
安価な他社製品の中には、センサーの性能が低く、夜間や悪天候時にナンバープレートが読み取れない、全体的にノイズが多いといった問題があるものも散見されます。しかし、PORMIDOはソニーIMX307センサーとSTARVIS技術、HDR/WDR機能を組み合わせることで、低照度下での圧倒的な高画質を実現しています。この暗視性能は、事故発生時の重要な証拠能力に直結するため、非常に重要なポイントです。
内蔵電源の種類
多くのドライブレコーダーはリチウムイオンバッテリーを内蔵していますが、前述の通り高温に弱いという欠点があります。特に夏場の車内放置はバッテリーの膨張や発火、寿命の低下に繋がる可能性があります。対してPORMIDOのスーパーキャパシタは、-20℃〜70℃といった幅広い温度範囲での動作が可能で、安全性と耐久性に優れています。長期的な視点で見ると、故障リスクの低いスーパーキャパシタ採用モデルを選ぶ方が賢明と言えるでしょう。
配線のスマートさ
一般的なミラー型ドラレコは、電源、GPS、リアカメラの各ケーブルが個別に本体上部に接続されるため、配線がごちゃつき、見た目がスマートではありません。PORMIDOのType-C一本線集約型は、この問題を解決し、車内の美観を損ねることなく設置できるという点で、他社製品にはない大きなアドバンテージです。
| 比較項目 | PORMIDO 12インチミラー型ドラレコ | 一般的な他社ミラー型ドラレコ(廉価帯) |
|---|---|---|
| 画面サイズ | 12インチ | 10~11インチ |
| センサー | ソニーIMX307(STARVIS) | 不明、または汎用センサー |
| 暗視性能 | 高い(HDR/WDR) | 普通、夜間が苦手な場合あり |
| 内蔵電源 | スーパーキャパシタ | リチウムイオンバッテリー |
| 配線 | Type-C一本線でスッキリ | バラバラでごちゃつきがち |
| リアカメラズーム | 20段階調整可能 | なし、または固定 |
PORMIDO 12インチミラー型ドラレコを導入するメリット・デメリット
実際に使ってみて感じたPORMIDOのメリットと、購入を検討する上で知っておきたいデメリットをまとめました。
メリット
- 後方視界が圧倒的に広がり、安全性が向上する
- 夜間や悪天候時でもクリアな映像で安心
- 配線がスッキリし、車内がスマートに見える
- スーパーキャパシタ採用で高温に強く耐久性が高い
- リアカメラズーム機能で自分に合った視野に調整できる
- 取り付けが比較的簡単でDIYもしやすい
- 地デジやGPSへの干渉が少ない設計
- 充実したアフターサービス体制で安心
デメリット
- 一般的なルームミラーに比べてやや価格が高め
- 駐車監視機能を使うには別売りの専用ケーブルが必要
- (個人の好みに依るが)デジタルミラーの映像に慣れが必要な場合がある
こんな人におすすめ!
PORMIDOの12インチミラー型ドライブレコーダーは、特に以下のような方におすすめです。
- 後方視界の改善を真剣に考えている方: 純正ミラーでは得られない広範囲の視界で、安全運転をサポートします。
- 夜間走行が多い方: ソニーIMX307センサーの圧倒的な暗視性能は、夜間のドライブの心強い味方になります。
- 夏の炎天下での駐車が多い方: スーパーキャパシタ採用なので、熱による故障のリスクを軽減したい方に最適です。
- 車内の見た目をスッキリさせたい方: 1本線配線で、ごちゃごちゃしがちなミラー周りをスマートに保てます。
- 安心できるサポート体制を求める方: 日本商標取得済みで、充実したアフターサービスが提供されています。
- 旧型のミラー型ドラレコから買い替えを検討している方: 最新の技術と便利機能を体験できます。
まとめ:あなたのドライブが「格上げ」される一本
PORMIDOの12インチミラー型ドライブレコーダーは、単なる事故記録のためのツールではありませんでした。私にとっては、後方視界が格段に広がり、夜間でも安心して運転できるようになったことで、日々のドライブが「格上げ」されたような感覚です。
確かに、他の廉価なドラレコと比べれば初期投資は少し必要かもしれません。しかし、その価格に見合うだけの性能と安心感、そして何よりも快適な運転体験を提供してくれる、コストパフォーマンスの高い製品だと確信しました。特に、ソニーIMX307センサーの画質やスーパーキャパシタの耐久性、そして1本線配線のスマートさは、PORMIDOならではの大きな強みです。
あなたのカーライフをより安全で快適なものにするために、ぜひPORMIDOの12インチミラー型ドライブレコーダーを検討してみてはいかがでしょうか。私は自信を持ってこの一本をおすすめします!
