コミネ HK-170 FL レビュー：驚きのシステムヘルメットが、まさかのコスパで登場！磁石バックルの新体験とは？

「もっと気軽に、もっと安全にバイクを楽しみたい」

そう思っているライダーの皆さん、こんにちは！長距離ツーリングからちょっとした街乗りまで、ヘルメットの着脱や視界の確保って、意外とストレスになりませんか？特に、メガネをかけたり、休憩中に飲み物を飲んだりするときに、フルフェイスヘルメットのわずらわしさを感じたことは、きっと少なくないはずです。

そんな悩みを解決してくれるのがシステムヘルメット。でも、「システムヘルメットって高いんでしょ？」「重いんじゃない？」と敬遠していた方もいるかもしれません。今回ご紹介するのは、そんなあなたの常識を覆すかもしれない逸品、コミネ(KOMINE) バイク用 HK-170 FL フルフェイスヘルメットです。

正直、私自身もコミネのヘルメットにはあまり注目していなかったのですが、このHK-170 FLを試してみて、その機能性とコストパフォーマンスの高さに驚かされました。特に注目すべきは、磁力で固定する革新的なバックルシステム！

早速、その詳細を見ていきましょう。

コミネ(KOMINE) バイク用 HK-170 FL フルフェイスヘルメット Basalt Grey XL

コミネ(KOMINE)

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コミネ HK-170 FL とは？私の最初の印象

まず、箱から取り出した瞬間の第一印象ですが、「これでこの値段？」というのが正直な感想でした。今回私が選んだBasalt Greyは、落ち着いた色合いで、どんなバイクにも合わせやすい印象です。帽体はシステムヘルメットらしく、ある程度のボリューム感はありますが、野暮ったい感じはありません。

最大の特徴は、シールドとチンガードを大きく跳ね上げられるシステムヘルメットであること。そして、何よりも顎紐の「FIDLOCKシステムバックル」に好奇心をくすぐられました。磁石でカチッと固定されるって、どんな感覚なんだろう？

内装は着脱可能で、SG規格も認証済み。基本的な安全性と利便性はしっかり押さえられているようです。

実際に使ってみて感じた「ここがすごい！」3つのポイント

1. FIDLOCKシステムバックル：まさかの快適さ

これはもう、本当に感動ものです！正直、最初は「磁石で本当に大丈夫なの？」と半信半疑でしたが、使ってみるとその便利さに手放せなくなりました。

グローブをしたままでも、顎紐を近づけるだけで「カチッ」と吸い付くように固定されます。外す時も、タブを引っ張るだけで「パチン」と簡単に解除。従来のDリングやワンタッチバックルに比べて、圧倒的にスムーズでストレスがありません。特に、冬場の厚手グローブや、急いでヘルメットを脱ぎたいときに、このシステムの恩恵を強く感じました。一度体験したら、もう元には戻れませんね。

2. 跳ね上げ機能：街乗りからツーリングまで大活躍

システムヘルメット最大の魅力であるチンガードの跳ね上げ機能は、HK-170 FLでも健在です。信号待ちでちょっと水分補給したい時、給油口で会話したい時、あるいは休憩中にタバコを吸う時など、ヘルメットを脱がずに顔を出すことができるのは本当に便利。

操作も非常にスムーズで、片手で簡単に開閉できます。しっかりとしたクリック感があり、固定も安定しているので、走行中に不意に開いてしまう心配もありませんでした。街乗りでの使い勝手はもちろん、ツーリング先でのちょっとした休憩時にも、この機能はライダーの負担を大きく軽減してくれます。

3. インナーサンバイザー：眩しさ知らずのクリアな視界

レバー操作で簡単に上げ下げできるインナーサンバイザーも、このヘルメットの大きな魅力の一つです。トンネルに入る際や、天候が急に変わった時でも、メインシールドを交換する手間なく、瞬時に視界を調整できるのは本当にありがたい。

逆光での走行時も、まぶしさをしっかりカットしてくれるので、目の疲れが軽減され、より安全にライディングに集中できます。個人的には、ヘルメットを買い替える際の必須機能になりつつありますね。

正直レビュー：良い点と気になった点

メリット

FIDLOCKバックルの革新性: グローブをしたままでも驚くほどスムーズな着脱。
システムヘルメットとしての利便性: チンガードの跳ね上げで休憩や会話が楽々。
インナーサンバイザー搭載: 日差しや逆光から目を守り、快適な視界を確保。
内装脱着可能: 清潔に保て、汗をかいても安心。
SG規格認証取得済: 安全面での最低限の安心感。
圧倒的なコストパフォーマンス: この機能でこの価格は破格。

デメリット/惜しい点

風切り音: 高速走行時、特に80km/hを超えると、やや風切り音が気になることがあります。ただし、この価格帯のヘルメットとしては許容範囲だと感じました。
帽体の大きさ: システムヘルメットの宿命ですが、フルフェイスに比べると少し帽体が大きく、重さも感じます。長時間着用すると首への負担を感じる人もいるかもしれません。
ベンチレーション性能: 真夏の炎天下での使用では、もう少し通気性が欲しいと感じることもありました。しかし、冬場は暖かく、オールシーズン対応は可能です。

競合モデルと比較！HK-170 FLはどんなライダーにおすすめ？

システムヘルメット市場には、SHOEIの「NEOTEC II」やOGK KABUTOの「RYUKI」など、高機能で人気のあるモデルが多数存在します。例えば、OGK KABUTO RYUKIは軽量で優れた空力性能を持ち、価格帯は3万円前後。HJCの「i90」もシステムヘルメットとして人気があり、約2.5万円～3.5万円の価格帯です。

それらと比較して、コミネ HK-170 FLは1万円台前半という圧倒的な低価格が最大の魅力です。それでいて、システムヘルメットの主要機能である跳ね上げ機構やインナーサンバイザー、さらにFIDLOCKバックルというユニークな付加価値まで備えているのは驚きです。