DIYの壁裏配線、もう迷わない!未来工業スライドボックス徹底レビュー
コンセント増設やスイッチ移設など、DIYで電気工事に挑戦する際に必ずと言っていいほど必要になるのが、壁裏への配線作業。
そんな時に役立つのが、未来工業の「台付スライドボックス」です。今回は、実際に使用してみた感想や、おすすめポイント、注意点などを詳しくレビューしていきます。
未来工業スライドボックスとは?
未来工業のスライドボックスは、壁裏に電気配線を通す際に使用する樹脂製のボックスです。石膏ボードなどに穴を開け、このボックスを取り付けることで、電線が壁の中で保護され、安全に配線できるようになります。
特にDIYerにとって、以下の点が大きなメリットとなります。
- 施工が簡単: ドライバー一本で簡単に取り付け可能
- 位置調整が容易: スライド機構で微調整が可能
- 安全性の向上: 電線を保護し、ショートや漏電のリスクを低減
使ってみてわかった!おすすめポイント
実際に未来工業のスライドボックスを使用してみて、特に便利だと感じた点をいくつかご紹介します。
1. スライド機構がとにかく便利!
一番のメリットは、やはりスライド機構です。石膏ボードに開けた穴の位置が多少ずれていても、ボックス自体をスライドさせることで、コンセントやスイッチプレートの位置を微調整できます。これにより、作業のやり直しを防ぎ、時間と労力を大幅に節約できます。
2. 台座付きで安定感抜群
台座が付いていることで、ボックスがしっかりと固定され、安定感があります。特に、天井裏などでの作業では、片手でボックスを支えながら配線する必要があるため、この安定感は非常に助かります。
3. 深さ36mmで余裕の配線スペース
深さが36mmあるため、電線やコネクタなどを収納するスペースに余裕があります。これにより、配線作業がスムーズに行え、無理な力が加わることによる断線などのリスクを低減できます。
4. 2個用で汎用性が高い
2個用のスライドボックスは、コンセントやスイッチを2つ並べて設置する場合に便利です。また、1つのコンセントやスイッチを設置する場合でも、空いたスペースを将来的な増設のために利用できます。
ここに注意!デメリットも正直にレビュー
未来工業のスライドボックスは非常に便利な製品ですが、いくつか注意点もあります。
- 価格: 他社製品と比較して、やや高価な場合があります。
- 強度: 樹脂製のため、強い衝撃には弱い可能性があります。
- 適合電線: 使用できる電線の種類や太さに制限があります。
競合製品との比較
同様のスライドボックスとして、パナソニックの「フルカラースライドボックス」があります。パナソニック製品は、未来工業のスライドボックスと比較して、価格がやや安価な傾向があります。しかし、スライド幅が狭い、台座がないなどの点で、未来工業のスライドボックスに劣る部分もあります。
| 項目 | 未来工業スライドボックス | パナソニック フルカラースライドボックス |
|---|---|---|
| 価格 | 高 | 安 |
| スライド幅 | 広い | 狭い |
| 台座 | あり | なし |
| 深さ | 36mm | 33mm |
| その他 | 2個用 | 1個用、2個用あり |
まとめ:DIYの電気工事を安全・快適にする必須アイテム
未来工業の台付スライドボックスは、DIYで電気工事を行う際に、作業効率と安全性を向上させるための優れたアイテムです。特に、スライド機構による位置調整の容易さ、台座による安定感、十分な配線スペースは、DIYerにとって大きなメリットとなります。
多少価格は高めですが、その価値は十分にあります。DIYで電気工事に挑戦する方は、ぜひ一度試してみてください。
