こんにちは、料理好きの皆さん！ 普段使いのフライパン、どんなものを使っていますか？ もし「テフロン加工のフライパンの寿命が短くて困る」「もっと料理を美味しく作りたい」と感じているなら、ぜひ一度、鉄フライパンの世界に足を踏み入れてみてほしいんです。
今回ご紹介するのは、パール金属 日本製 鉄フライパン 24cm IH対応 鉄職人 ソテーパン HB-1520。 私も実際に使ってみて、その魅力にどっぷりハマってしまいました。
詳細はこちらから確認できます。
鉄フライパンは「育てる」もの！【鉄職人】を選んだ理由
私はこれまで、手軽さからフッ素樹脂加工のフライパンばかり使ってきました。しかし、どれも数年で焦げ付きやすくなり、買い替える頻度に疑問を感じていたんです。 そんな時、料理番組で鉄フライパンを使って調理しているのを見て、「やっぱりプロは鉄なんだな」と漠然と思っていました。
「でも、手入れが大変そう」「焦げ付かせたらどうしよう」といった不安もあり、なかなか手が出せなかったのが正直なところ。 そんな中で出会ったのが、このパール金属の「鉄職人」シリーズでした。決め手は、その手の届きやすい価格と、IH対応であること、そして「職人」という響きに惹かれたからです。
なぜ今、鉄フライパンを選ぶべきなのか？
鉄フライパンには、フッ素樹脂加工のフライパンにはない、独自の魅力があります。
- 高耐久性: 適切な手入れをすれば半永久的に使えます。まさに「一生もの」。
- 高い熱伝導率と蓄熱性: 食材に均一に熱が伝わり、うま味を閉じ込めて美味しく焼き上げます。
- 鉄分補給: 調理中に微量の鉄分が溶け出し、自然と鉄分補給にもなります。
- 「育てる」楽しさ: 使い込むほどに油がなじみ、自分だけの最高のフライパンに育っていく過程が味わえます。
最初は不安でしたが、この「育てる」という言葉に妙に惹かれ、挑戦してみることにしたのです。
パール金属「鉄職人」ソテーパンの第一印象と使い心地
届いた「鉄職人」は、シンプルながらも重厚感のある見た目。サイズは24cmで、一人暮らしから二人分の料理には十分な大きさです。
| 特徴 | 詳細 |
|---|---|
| サイズ | 直径24cm（使いやすい標準サイズ） |
| 素材 | 本体:鉄、取っ手:鉄（アクリル樹脂塗装） |
| 対応熱源 | ガス、IH100V・200V、シーズヒーター、ハロゲンヒーター、エンクロヒーター、ラジエントヒーター （オール熱源対応） |
| その他 | 食洗機・乾燥機不可 |
シーズニングは意外と簡単！
鉄フライパンといえば、まず「シーズニング（油ならし）」が最初の関門だと思っていました。 でも「鉄職人」は、最初にお湯と洗剤で洗ってから、少量の油を塗って弱火で加熱するだけでOK。煙が出たら火を止めて冷まし、再度油を塗る。これを数回繰り返すだけです。 思っていたよりもずっと簡単で、すぐに使い始めることができました。
実際に料理してみた感想：肉はジューシー、野菜はシャキシャキ！
最初に焼いたのはステーキでした。IHで予熱し、煙が出る直前まで温めてから肉を投入。 ジュワッという音とともに、肉の表面が一気に焼き固まり、中はジューシーに仕上がりました。 フッ素樹脂加工のフライパンでは得られなかった、本格的な焼き目と香ばしさに感動しましたね。
次に作ったのは野菜炒め。高温でサッと炒めることで、野菜はシャキシャキ感を保ちつつ、甘みが引き出されました。特にキャベツやもやしは、今までとは格段に違う美味しさです。
餃子も試しましたが、パリッとした羽根がしっかりつき、焦げ付くことなくきれいに剥がれました。これには本当に驚き！
使っていくうちに、油がなじんできて、焦げ付きにくさがどんどん向上していくのが実感できます。まさに「育てる」喜びです。
鉄フライパンの「お手入れ」は本当に面倒？私の体験談
鉄フライパン最大の懸念点と言われる「お手入れ」。 私も最初は身構えていましたが、結論から言うと「慣れれば全く問題ない」です。
私の手順はこうです。
- 調理後すぐ: 熱いうちにたわしやササラで汚れを落とす。（洗剤は基本的に使いません。使う場合はすぐに油ならし）
- 水気を飛ばす: 火にかけて水気を完全に飛ばします。
- 油を塗る: キッチンペーパーなどに少量の油を染み込ませ、内側に薄く塗ります。
これだけです。たったこれだけで、サビを防ぎ、油膜を育てていくことができます。 確かにフッ素樹脂加工のように食器用洗剤でゴシゴシ洗って終わり、というわけにはいきませんが、この手間が「自分の道具を大切にする」という意識に繋がり、愛着が湧くんです。
メリットとデメリットを正直にレビュー
メリット
- 料理の仕上がりが格段に向上: 特に肉や野菜の焼き目が本当に綺麗。
- 耐久性が高い: 一度買えば長く使えるため、結果的に経済的。
- 使うほどに油がなじみ、焦げ付きにくくなる: 育てていく過程が楽しい。
- オール熱源対応: IHでもしっかり使えるのが嬉しい。
- 価格が手頃: 鉄フライパン初心者にも手が出しやすい。
デメリット
- 重さ: フッ素樹脂加工のフライパンに比べると、やはりずっしりとした重さがあります。振る調理には慣れが必要。
- 手入れに一手間かかる: 洗剤が使えない、使用後の油塗りは必須。
- サビ: 手入れを怠るとサビが発生する可能性あり。ただし、サビても対処法はあります。
これらのデメリットも、使っていくうちに許容できるようになり、それ以上に得られるメリットが大きいと感じています。
競合製品との比較：なぜ「鉄職人」なのか？
鉄フライパンには様々なブランドがあります。代表的なものとしては、リバーライトの「極JAPAN」や、プロも愛用する山田工業所の「鉄打出中華鍋」、デザイン性の高い柳宗理の鉄フライパンなどが挙げられます。
| ブランド/製品名 | 特徴 | 価格帯（目安） |
|---|---|---|
| パール金属 鉄職人 | 日本製、リーズナブルな価格で本格的な鉄フライパンが体験できる、入門用として最適。 | 比較的安価（〜3,000円） |
| リバーライト 極JAPAN | 窒化処理により錆びにくく、初期の油ならし不要。手入れが非常に楽で人気。 | 中〜高価（5,000円〜） |
| 山田工業所 鉄打出中華鍋 | 職人による「打出し」製法で、軽量かつ丈夫。プロも愛用する耐久性と熱伝導性。中華鍋が主だが、片手鍋もあり。 | 中〜高価（5,000円〜） |\ |
| 柳宗理 鉄フライパン | 洗練されたデザインと使いやすさが特徴。特に片手鍋は注ぎ口が両側にあり便利。 | 中〜高価（5,000円〜） |
リバーライトの「極JAPAN」は確かに手入れが楽で魅力的ですが、価格が「鉄職人」の倍以上します。山田工業所の製品はプロ向けで、非常に質が高いですが、価格もそれなりで、一般的な家庭での導入には少しハードルが高いかもしれません。
その点、パール金属の「鉄職人」は、2,000円を切る価格帯でありながら、鉄フライパン本来の良さを存分に味わえるのが最大の魅力です。 「まずは鉄フライパンを試してみたい」「本格的なものを買う前に、手軽に体験したい」という方には、まさにうってつけの一品と言えるでしょう。
こんな人にこそおすすめしたい！
- 料理の腕を上げたい方: 鉄フライパンを使うと、同じ食材でも仕上がりがワンランクアップします。
- 長く使える調理器具が欲しい方: 使い捨てではない、愛着の持てる一生もののフライパンを探している方。
- 鉄フライパン初心者: 手軽な価格で本格的な鉄フライパンを試してみたい方。
- 健康意識の高い方: 鉄分補給を自然に取り入れたい方。
- アウトドアやキャンプでも使いたい方: 重厚感があり、直火にも強いので、キャンプ料理にも最適です。
まとめ
パール金属の「鉄職人」24cm鉄フライパンは、まさに「料理が楽しくなる」道具です。 最初は少し手入れに手間がかかると感じるかもしれませんが、使い込むほどに油がなじみ、自分だけの最高のフライパンに育っていく過程は、何物にも代えがたい喜びがあります。
焦げ付かせないコツを掴み、料理の仕上がりが格段に向上した時の達成感は、ぜひ皆さんに味わってほしいですね。 もし鉄フライパンに興味があるなら、この「鉄職人」は、その第一歩として最適な選択肢となるでしょう。
ぜひ一度、このフライパンで「育てる」料理の楽しさを体験してみてください。
