【実機レビュー】三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-GV2224-W：一人暮らしに最適なシンプルエアコン、その実力は？

三菱電機の霧ヶ峰 MSZ-GV2224-Wは、シンプルな機能と使いやすさが魅力のエントリーモデルのエアコンです。一人暮らしの部屋や寝室など、比較的狭い空間での使用を想定して設計されています。実際に使用してみた感想を交えながら、その実力を見ていきましょう。

三菱電機 MITSUBISHI 霧ヶ峰 MSZ-GV2224-W [ピュアホワイト]

三菱電機(MITSUBISHI ELECTRIC)

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外観と設置

MSZ-GV2224-Wは、ピュアホワイトのシンプルなデザインで、どんな部屋にも馴染みやすいです。コンパクトな設計なので、場所を選ばずに設置できます。室内機のサイズはH295×W799×D225mm、室外機はH453×W679×D249mmです。一人でも設置可能でしたが、室外機は重量があるので二人での作業をおすすめします。

機能と使いやすさ

このエアコンは、冷房・暖房・除湿の基本機能に加えて、以下のような特徴があります。

「STRONG冷房」/「STRONG暖房」: 暖房or冷房のどちらかに特化した機種と比較すると性能は劣りますが、十分なパワーで部屋を冷やしたり暖めたりできます。
「清潔Vフィルター」: ホコリや花粉をキャッチし、室内を清潔に保ちます。
「室温キープシステム」: 暖房時の霜取り運転中に、室温の低下を抑制します。
シンプルなリモコン: ボタン配置が分かりやすく、直感的に操作できます。

実際に使ってみて、特に便利だと感じたのは「STRONG冷房」です。猛暑日でも、すぐに部屋を涼しくしてくれます。また、シンプルなリモコンは、機械音痴な私でも簡単に使いこなせました。

運転音

運転音は、静音モードにするとかなり静かになります。寝室で使用しても、睡眠を妨げることはありませんでした。ただし、風量を上げると、それなりに音が大きくなります。

電気代

気になる電気代ですが、使用状況によって大きく異なります。私の場合は、冷房を1日6時間、暖房を1日3時間使用して、1ヶ月の電気代が約5000円でした。

他社製品との比較

同じ価格帯のエアコンとして、ダイキンのEシリーズや、パナソニックのJシリーズなどが挙げられます。これらの製品と比較すると、MSZ-GV2224-Wは、機能面ではやや劣りますが、シンプルなデザインと使いやすさで勝っています。

項目	三菱電機霧ヶ峰 MSZ-GV2224-W	ダイキン Eシリーズ	パナソニック Jシリーズ
価格	5万円台	5万円台	5万円台
冷房能力	2.2kW	2.2kW	2.2kW
暖房能力	2.2kW	2.2kW	2.2kW
主な機能	STRONG冷房、清潔Vフィルター	ストリーマ、内部クリーン	ナノイーX、Ag+除菌
デザイン	シンプル	スタイリッシュ	スタイリッシュ
使いやすさ	〇	△	△