アイドリングストップ車のバッテリー、そろそろ交換時期？ATLASBX Q-85(D23L)の実力

近年、燃費性能向上のために多くの車に搭載されているアイドリングストップ機能。しかし、その恩恵を受けるためには、専用のバッテリーが不可欠です。特に、酷使されがちなアイドリングストップ車用バッテリーは、定期的な交換が大切。

今回ご紹介するのは、ATLASBXの国産車バッテリー、EFB Technology Q-85(D23L)です。実際に使用してみた感想や、他社製品との比較を交えながら、その魅力を徹底レビューします。

ATLASBX Q-85(D23L)を選んだ理由

私の愛車は、購入から5年が経過したアイドリングストップ機能付きのコンパクトカー。最近、エンジンのかかりが悪くなってきたため、バッテリー交換を決意しました。

数あるバッテリーの中からATLASBX Q-85(D23L)を選んだ理由は、以下の3点です。

まずは、ATLASBX Q-85(D23L)の基本的なスペックを見ていきましょう。

交換作業は自分で行いました。バッテリー交換自体は比較的簡単ですが、念のため取扱説明書をよく読んでから作業することをおすすめします。

交換後、まず感じたのは、エンジンの始動性の向上です。以前は少しもたつく感じがありましたが、交換後はスムーズにエンジンがかかるようになりました。また、アイドリングストップからの復帰もスムーズになり、ストレスなく運転できるようになりました。

バッテリー交換前は、信号待ちなどでエンジンが停止する際に、若干の振動を感じることがありました。しかし、ATLASBX Q-85(D23L)に交換してからは、振動がほとんど気にならなくなりました。これは、バッテリーの性能向上によって、電圧が安定したためだと考えられます。

アイドリングストップ車用バッテリーとして、GSユアサの「ECO.R Revolution」やパナソニックの「caos」なども人気があります。これらの製品と比較して、ATLASBX Q-85(D23L)のメリット・デメリットをまとめました。

製品名	メリット	デメリット
ATLASBX Q-85(D23L)	コストパフォーマンスが高い。アイドリングストップ機能の復帰がスムーズになった。	他社製品に比べて、ブランドイメージがやや低い。
GSユアサ ECO.R Revolution	高性能で長寿命。多くの自動車メーカーで純正採用されている。	価格が高い。
パナソニック caos	大容量で充電回復性能が高い。バッテリー液補充の必要がない。	価格が高い。寒冷地での使用には不向きという意見もある。