ホンダ ウルトラ GREEN 4L レビュー:燃費向上?環境性能?10年乗り続ける愛車で試した本音
ホンダのハイブリッド車や一部の低燃費エンジン車向けに開発されたエンジンオイル、ウルトラ GREEN。環境性能への貢献が謳われていますが、実際のところはどうなのでしょうか? 10年乗り続けている愛車、ホンダ フィットハイブリッド(GP5)で実際に使用してみた感想を、メリット・デメリット含めて正直にレビューします。
ウルトラ GREENを選んだ理由
私のフィットは指定オイルが「ウルトラ GREEN」です。以前はカー用品店で売っている汎用オイルを使用していましたが、やはり指定オイルの方が安心感があると思い、今回初めてウルトラ GREENを試してみました。
開封とオイルの状態
4L缶は想像していたよりもコンパクト。注ぎ口も付属しているので、オイル交換作業もスムーズに行えました。オイルの色は、一般的なエンジンオイルと変わらず、特に変わった様子はありません。
交換作業
オイル交換自体はDIYで行っています。フィットの場合、ドレンボルトを外してオイルを抜き、新しいオイルを入れるだけの簡単な作業です。ウルトラ GREENは、オイルジョッキに移し替える際も、粘度が低くサラサラしている印象でした。
使用後の変化
エンジン音
交換後、まず感じたのはエンジン音の変化です。明らかに静かになりました。特にアイドリング時の音が小さくなり、車内での会話がよりクリアに聞こえるようになりました。
燃費
燃費については、劇的な変化はありませんでした。しかし、交換前と比較すると、平均燃費が0.5km/Lほど向上しました。これは、ウルトラ GREENの低粘度化による効果かもしれません。
加速性能
加速性能についても、体感できるほどの変化はありませんでした。しかし、エンジンレスポンスが若干向上したように感じます。アクセルを踏み込んだ時のエンジンの回転がスムーズになった気がします。
メリット・デメリット
メリット
- エンジン音の静音化: アイドリング時の音が明らかに静かになりました。
- 燃費向上: 平均燃費が0.5km/Lほど向上しました。
- エンジンレスポンスの向上: アクセルを踏み込んだ時のエンジンの回転がスムーズになった気がします。
- 安心感: ホンダ純正オイルなので、安心して使用できます。
デメリット
- 価格: 汎用オイルと比較すると、やや高価です。
- 入手性: カー用品店ではあまり見かけません。Amazonなどのネット通販で購入する必要があります。
他社製品との比較
カー用品店でよく見かけるカストロールやモービルのオイルと比較すると、ウルトラ GREENは価格がやや高めです。しかし、ホンダ車専用に開発されているという安心感は、他のオイルにはないメリットです。
| 項目 | ウルトラ GREEN | カストロール EDGE | モービル1 |
|---|---|---|---|
| 価格 | 高 | 普通 | 普通 |
| エンジン音 | 静音 | 普通 | 普通 |
| 燃費 | 向上 | 普通 | 普通 |
| 入手性 | ネット通販 | カー用品店 | カー用品店 |
| ホンダ車推奨 | ○ | × | × |
まとめ
ホンダ ウルトラ GREENは、価格はやや高めですが、エンジン音の静音化や燃費向上など、確かな効果を実感できました。特に、ホンダのハイブリッド車や低燃費エンジン車に乗っている方には、おすすめできるエンジンオイルです。
もし、愛車のエンジンオイル交換を検討しているなら、一度試してみてはいかがでしょうか。
![Honda(ホンダ) エンジンオイル ウルトラ GREEN 4L 08216-99974 [HTRC3] Honda(ホンダ) エンジンオイル ウルトラ GREEN 4L 08216-99974 [HTRC3]](https://m.media-amazon.com/images/I/41wlk4WAdKL._SL500_.jpg)